「ハーブの栄養と化学」プレ講義無事終了。

 

カラダがさびない酸化・老化防止にも良いはずの糖質制限ですが、

まったく逆のことがテレビ番組で報じられたようです。

自宅に帰って、早速ググってみました。

 

すると、あるある。

「糖質制限で老化促進！」

「糖質制限が寿命を縮める可能性も！」

 

凄く、おどろおどろしく大仰な取り上げ方をしている方々が目立ちました。

 

ただ、この「糖質制限」による影響はあくまでも「長期間」続けた場合の事。

 

この根拠として、マウス実験をデータとしていた様なアップがありました。

が、毎回マウスのこの手（寿命）の実験にはいささか違和感を感じます。

（マウスと人間の寿命ってそもそも換算値に大きな差があります。）

 

 

短期間の糖質制限で、老化促進されるというわけではなさそうですね。

周りに糖質制限を実行している方がいらっしゃる場合、

その方をじっと観察してみて下さい。

「わあ、急に老けたよね～」

「なんか一気に年とった？」

そうであれば、気を付けて。( ..)φメモメモ

あるいは、こんな学びを目指す方は、

ホリスティックの基礎医学領域eーラーニング講座でも学べます。

生化学、栄養学、病態生理学、そして薬理学ね。

興味ある方はぜひお待ちしています。

いつからでも始められるし、聞き逃しもないですよ！

私の一押し講座です。

 

そもそも、「糖質制限」といっても、

全員に利がある訳ではないこともご存じだと思います。

 

まったくする必要のない人もいるわけですし、

そういう人が制限すると体調を崩したり、不調を整えたいはずの症状が悪化してしまうでしょう。

 

個人の状況により、糖質制限する1日量をどこまでにするか、あるいは期間も違ってきます。

つまり、正しく実践しないと体調の悪化や老化を促進してしまうという事になります。

 

今回の報道はそういう事もひとくくりで締めていたようなので

大騒ぎする必要はなさそうです。

因みに、日本人の平均的な糖質摂取量は1日240g程といわれるのだけど、

一日に必要な糖質の量はたしか180程度でした。（脳で120ｇ、器官などで60ｇ）

これは私たちが生きていく上で最低限必要な糖の摂取量となります。

シニアやハーバルセラピストの中で脇道それた糖代謝で学びましたね？

 

そして、治療を目的としている場合は、1日あたり30～60g以下に抑えるそう。

少ない！

 

糖質のかわりに、高脂肪・高タンパク食に代えていきます。

もちろん治療なので、長期間には及びません。（理想はね）

 

自己流での糖質制限は、この程度までにしておくのが、老化に影響ないのではないでしょうか。

もちろんそうはいっても、高糖質食品ではなく低GI食品を心がけ、

良質のタンパク質を摂取！これを意識してね。

もっと話す事は沢山ありますが、

タイムオーバー。明日はシニアハーバルセラピスト講座となります。

シニアハーバルセラピスト講座では、カラダの仕組みなど深い理解が必要になります。

でもしっかり理解していければ、今回のようなメディアに心揺さぶられる夜は送らなくてもよくなるかも。