ハーブで「酸化」と「糖化」対応!

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ハーブで「酸化」と「糖化」対応!

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2018/05/30 ハーブで「酸化」と「糖化」対応!

カラダの老化と聞いて、これまでだと真っ先に

「酸化」という言葉が注目されていました。

酸化というのは、ひと言でいうと「サビ」。

 

Two dry green apple slices stock image.

 

体内で発生する「活性酸素」によって細胞が傷つけられて老化していくわけです。

酸素は私たちが生きていく上で絶対に必要なものですが、

取り入れた酸素のうちの2~3%が活性酸素に変わり

私たちのカラダにとって「害」となります。

 

そして、その「酸化」とほぼ同じタイミングで起きていて

酸化よりはるかに悪影響を与えることがわかってきたのが

「糖化」です。こちらは=「コゲ」のこと。

たんぱく質が糖質と結びついて劣化する化学変化。

 

関連画像

 

その「糖化」で体内に大量に作られるのが「AGE」

日本語だと「終末糖化産物」となります。

この仕組みはシニアハーバルセラピスト講座の最初の講義で出てきますね。

他の皆様はもしかしたら聞きなれない言葉だったりするかも知れませんが、

日本でも2000年ごろから少しずつ知られてきました。

 

この「AGE」は少し前からアンチエイジング医学で注目されているものの一つです。

カラダの中にどんどん溜まって、全身のあらゆる場所に

老化を始め、色々な害を引き起こす恐ろしい物質です。

 

私たちの顔にできるシミやしわだけでなく、

動脈硬化やがん、骨粗鬆症、アルツハイマーなど、

加齢にともないかかりやすくなる病気も

実は「AGE」が大きな原因のひとつです。

 

この物質こそが、「活性酸素」よりもはるかに老化の原因となります。

人類最大の敵ですね。

 

思い出して下さい。(・・・ってシニアハーバルセラピスト修了の皆様。)

活性酸素はラジカルスカベンジャーと言われるもので分解されましたよね。

SOD(スーパーオキサイドディムスターゼ)から、一度にすべて無毒化されるのではなく

順を追って、最終的に水などに無害化されることになります。

その時に必要なものが、酵素や補酵素と言われる

ビタミン、ミネラルでした。

 

そう、これらはハーブでしっかり補えますよね。

特に紫外線を多く浴びる赤道近くの国で収穫される

ルイボスやハニーブッシュなどに酵素やミネラルは多く含まれます。

それこそハーブが強い紫外線から自分のカラダを守るために

作り出した成分でもあります。

 

糖化は非可逆反応です。もとには戻らない。

だからこそ、影響も大きいわけです。

認知症は脳の糖尿病と言われますが、

カラダに余分な糖をいれない、残さない、

そういう意識が必要になってきましたね。

 

ハーブでいえば、マルベリーを始め色々な種類があり

研究対象としても注目されています。

また、最近の研究では、キク科やシソ科、

クマザザなどにはAGEに対する排出効果が期待されているそうですよ。

 

いよいよ持って、

自分のカラダは自分で守る時代になってきました。

高価な健康食品ではなく

旬な野菜や果物、ハーブなど

選択肢は沢山ありますよ。

 

まずは正しい知識をもって

必要な情報を選択できる力をつけて欲しいです。

誰のためでもない、ご自身や家族、大切な人達のために。

 

Unhealthy vs healthy food

 

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