無人島にひとつだけ持っていきたいハーブは？― やっぱりローズマリーでしょ！

私がこの仕事をスタートした時から、自己紹介で必ず話題にするのが、この

「もし、無人島にひとつだけハーブを持っていっていいと言われたらどのハーブを選びますか？」

 

 

ハーブ好きな方が集まる講座ですから、参加している受講者にこちらからお尋ねすると

 

「カモミール」

「ペパーミント」

 

それぞれに、様々なハーブ名が出てくるので毎回楽しみです。

 

「私は迷わずローズマリーと答えます！」

・・・と、これもハーブがどんな事に使えるかを知って頂くための掴みでもあります。

 

 

 

ローズマリーに限らず、ハーブには素晴らしい植物化学（フィトケミカル）成分が含まれていて、

それぞれが持つ性格からニックネームもあります。

だから、ニックネームを理解してハーブの使い方を覚えていただくことが多いかな。

 

例えばローズマリーは「抗酸化のハーブ」

料理に使ったり、ハーバルバスに使ったり、芳香浴、抗菌力を期待して様々なクラフトもあります。

 

 

こうやって、オリーブオイルに漬けて料理につかうハーブオイル。

イタリアンレストランでは、パンとともにこんなオイルが出てくることも。

 

歴史的には、教会と深い関わりがあるハーブでもあります。

病院がまだ整っていなかった時代、戦争の時などけが人を受け入れる場所は教会でした。

 

ケガをした病人の傷口から細菌や雑菌が入り込まないように、

あるいは、ペストなどの疫病にり患した患者を看る人たちがさらに移らないように、教会の床にはローズマリーを敷き詰めてその上を行き来したと文献にも残っています。

 

先人たちは、すでにローズマリーの素晴らしさをきちんと理解して、活用していたわけです。

 

 

こんな風に、ハーブを健康増進や疾病予防に、あるいは美容にと、普段使いができる人が増えています。時代の流れは「セルフケア」

 

この秋からも、風邪予防やカラダを温めるなど沢山の使えるハーブがあります。

ぜひ、気軽に取り入れてくださいね。

 

この小ぶりのローズマリーフォカッチャは我が家の定番です。

無添加でとても美味しいですよーーー。

簡単なレシピなので、もし作りたい方がいたら問い合わせくださいね。(#^.^#)