クリスマス前のイチョウ並木

ひだまりハーブガーデン&スクール

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クリスマス前のイチョウ並木

an essay

2019/12/15 クリスマス前のイチョウ並木

すっかり日が落ちる時間が早くなりました。

ここ福岡の博多だと、大体5時過ぎごろからうっすらと夕闇に包まれます。

東京いた頃は、夕方5時過ぎだと外はすっかり暗くて社内の明るさに気が焦っていましたっけ。

 

事務所の入っているマンションの隣には教会があり

この時期は、帰宅するときにはステンドグラスの窓越しに温かい光が優しく漏れています。

そして庭のモミの木にはイルミネーションが施されていて、

仕事の疲れもこの時点でかなり癒されています。

 

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そして、また歩き出すと今度は黄色に色づいたイチョウの並木がしばらく続き、

寒々とした風景の中に、どこか和ませてもらえる温かさ。

 

画像はまだ明るい時間のものですが、

薄暗くなりかけた時間だと本来なら切り絵のような帰り道。

 

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イチョウは私たち日本人の秋の紅葉風景に欠かせない樹木です。

このイチョウに関していえば、2億年前から形を変えずに、

しかもイチョウ科としては唯一の種類。

 

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メディカルハーブとしては、緑葉はWHO(世界保健機関)やFDA(米国食品医薬品局)などで認められているほど。

ドイツやフランス、スイス、オーストラリア、イタリアなど70ケ国以上で使用される「処方薬」としても知られています。

ちなみに、フランスでは、1970年代に日本から輸入したイチョウの葉やイチョウ製剤を「タナカン」と呼んでいるそう。

これは日本の当時の総理大臣田中角栄元総理の名前にちなんでですって。びっくりですね。(#^.^#)

 

ヨーロッパでは、イチョウ葉エキスを脳機能疾患などの処方薬として使用していましたが、

近年では脳梗塞などの脳血管障害やアルツハイマー型認知症などの処方薬としても使用しているようです。

もちろん日本の制度下では医薬品として承認を得るのは不可能に近く、現状は食品として流通している状況です。

最近ではトクホ商品やガムでも「イチョウ」が出てくるようになりました。

 

メディカルハーブとしての利用は驚くほど日本ではなじみがありません。

でも、普段から食卓にあがる「生姜」「ワサビ」「ニンニク」「キノコ類」、またお茶やコーヒーに至るまで

日本でもメディカルハーブといわれるものを使い続けています。

なんとも勿体ない話です。

 

このように薬効を期待するのは日本では難しいですが、

日本でも昔から親しまれていたハーブとしてのイチョウの活用法は、防虫効果(虫が嫌うシキミ酸)を利用したイチョウの葉で作る天然防虫剤。

ぜひイチョウの葉が美しく輝く季節に、手作りしてみてはいかがでしょうか。

メディカルハーブとしての利用は緑色の葉を活用しますが、

防虫剤として使う場合、黄色に色づいたものが適しています。

ぜひ素敵に作ってみてくださいね。

 

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