甘い香り「シナモン」は青春の香り

シナモンには多くの種類がありますが、一般的なシナモンは細長くクルクルと巻いている細いスティック状のもの。セイロンシナモンを指すことが多いです。

カフェでシナモンティーなどに、1本添えられて出てくると、少しだけ折って使い、

残りを持ち帰りたい衝動にいつも駆られる私です。。。

まあ、実際は清水の舞台から飛び降りる思いで一本優雅にクルクルしています。

甘味と温かみを感じさせる独特の香り、そしてわずかに辛味を感じるハーブ。

原産国は南インドやスリランカなどの熱帯地方、中国、ベトナムなどのスパイスハーブで世界でも古くから知られているハーブ。エジプト文明ではミイラの保存にも使われたハーブのひとつでもあり、その抗菌力は今でもメディカルハーブとして研究され続け、その有用性が謳われれています。

個人的にシナモンは、料理やスイート作り、ハーブティのブレンドなど年間を通じての消費量は一番かも知れません。それだけ出番が多いハーブのひとつ。

シナモンロールはとりわけ、とても簡単にできるのでよく作ります。(#^.^#)

グラハム粉をこねて、シナモンとココナッツシュガーを混ぜ混ぜして

こねた生地にまんべんなく、散らします。（塗る・・が近いかな）

その後、クルクル巻いて焼くだけ。わが家はスイート作りに殆どお砂糖は登場しません。

その代わりにGI値が意外に低いココナッツシュガーを最近はよく使います。

クルクルするときに、シナモンに思いを馳せるわけです。笑

メディカルハーブの資格講座でも、このシナモンに含まれる精油成分（桂皮アルデヒド、またオイゲノール）については、その作用に血流促進や生活習慣病改善、抗腫瘍の分野でも研究がかなり進んでいることを学びます。強すぎる薬効のために安全性はちょっと気を付ける必要がありますが、抗酸化という言葉に弱い私。

何よりも、高校生の頃のさだまさしさんの「パンプキンパイとシナモンティー」の歌とともに青春の香りでもあり、だからという訳ではないですが、手放せないハーブのひとつです。

青春だわ～、なハーブ。皆さまの思いが詰まったハーブには一体何が浮かぶでしょうか。

ぜひ聞かせて下さいね。

これからの季節はグリューワインやアドベントティーでも大活躍します。

コロナの影響で開催は難しいかも知れませんが、機会があればぜひご一緒しましょう。