深い赤の水色（すいしょく）「アドベントティー」に寄せる思い

「アドベント」という言葉は、最近ではカレンダーにチョコをしのばせたり、ティーをブレンドするなど

多くの方に知られるようになりました。

12月25日のクリスマスのクライマックスに向かう4週間をアドヴェント（待降節）と言い、ドイツの人々にとって一年で一番大切な、喜びにあふれる4週間。ドイツでもっとも重要な歳時です。

私も、このお仕事をスタートした2012年からクリスマス前の、またその年の締めくくりのイベントとして

「アドベントブレンド＆ティータイム」を開催しています。

最初から、とても大人気の講座でもあり、今年は開催しないの？という問い合わせも今も多くいただきます。

それでブログに書き起こすことにしました。この8年間の歳時記です。

何よりも、ハーブとドイツの繋がりや、自身がかつてドイツ語を学ぶ中で

触れたドイツの習慣など、この仕事を始めたときからドイツは妙に懐かしく近い存在でした。

だからなのか、アドベントは私自身とても思入れが深いイベントです、

 

 

フルーツはアドヴェントに欠かせません。

日本のクリスマスマーケットなどで販売されている、スパイスとオレンジ、アップルなどをワインとともに煮込んでつくるホットワインは皆さまもご存じかも。

これからの寒い時期をカラダを温め、健康で過ごせるように本当に温まる飲み物ですね。

アルコールバージョンではなく、ひだまりの教室はノンアルコールのグリューワインやアドベントブレンドハーブを楽しみます。

 

 

 

シナモンやハイビスカス、カルダモン、クローブ、ローズヒップなど。

13種類のスパイスやハーブをブレンドしてオリジナルのアドベントティーを作り、

一緒にサンドウィッチやスイート、フルーツなどを楽しむティータイムを過ごします。

 

 

下記は3年前の画像です。テーブルを2か所につくり、

沢山の受講生たちが集いました。

 

 

最初の開催は自宅でレッスンをしていたころ。

2012年。もうあっという間の年月が過ぎました。

あんなに小さかった小学生の娘も今は高校生。

走馬灯のよう。笑

スコーンやシュトーレンは毎年の定番です。

 

 

こちらは、2年前かな。

教室開催と別に、シュトーレンを焼くレッスンも一緒に開催しました。

 

こんな感じ。毎年焼いていく中で、このシュトーレンのレシピは本当にベストな美味しさになっています。

中がパサつかず、しっとり感。

ラム酒もたっぷりと使います。

 

 

今年はどうしてもコロナの影響で開催を断念。本当に残念すぎる新型コロナの影響力。

せめてアドベントティーのブレンドだけでもと、

来客や受講生たちにブレンドしたものを飲んでもらっています。

来年は、また皆さまとご一緒に素敵な時間を過ごせますよう、

さらに、パワーアップした企画でご案内させて頂きますね。

 

ハーブティー専門店「jasmine（じゃすみん）」でも

来年はアドベントのイベントを開催させていただく予定です。

合わせて楽しみにお待ちくださいませ。

きっと、きっと・・・あっという間です。(#^.^#)