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ハーブって凄い!抗酸化作用や免疫力アップなど植物化学成分のもつ作用について
ハーブは、ラテン語で「Herba(ヘルバ)」と呼ばれ、草を意味しています。 一般的にハーブとは、生活に役に立つ香りのある植物の総称をいいます。ハーブは体内に取り入れることで、美容に役立ち、心身の健康も維持してくれます。そのハーブについて、海外では薬草として使ってきた歴史が長く、現在も医療の現場で使われています。そのハーブが、日本でもここ数年、とても認知されるようになりました。いったい、どんな作用を持っているのかを解かりやすくお伝えしたいと思います。
ハーブの歴史はとても古く、紀元前にまでさかのぼります。病気やケガを治す薬草として使われることはもちろん、宗教儀式に使われたり、食べ物の保存や料理に使われたり。 人々はその時代時代に合わせ、必要な形で生活の中に取り入れ役立ててきました。
近年、ハーブの持つ成分や効能の研究も進められ、健康維持・促進に繋がる作用や、美容面でも優れた作用を発揮することが多く解明されてきました。
ハーブがもつ植物化学成分が、私たちのカラダにどのように作用していくのか、興味深い所です。 特にコロナ禍となった2020年から、私の所にくる問い合わせの多くは「免疫」「健康」などですが、皆さんが少しずつハーブの可能性に注目し始めているのを感じています。
私たちは太陽の光を浴び、呼吸をし、生きるために食事をします。 そんな当たり前の習慣でも、体内では「活性酸素」というものが生まれます。活性酸素は強力な酸化力を持っていて、体の細胞を酸化させ、さびつかせてしまうのです。また酸化は「老化」であり「細胞死」でもあります。
私たちの体内では、生来その活性酸素を除去するシステムを持っていますが、現代では、食品添加物・農薬・ストレス・大気汚染などが影響し、活性酸素が増えすぎてしまい、処理しきれない状況となっています。この活性酸素が原因となり、体内や肌の老化を加速させたり、生活習慣病と呼ばれる重篤な病気を引き起こすとされているので、上手に活性酸素に対応したいですね。
そこで活躍してくれるのが、ハーブというわけです。
活性酸素を無害化する働きを「抗酸化作用」と呼びますが、ハーブには、この抗酸化作用を持った沢山の種類があります。
特に、抗酸化のハーブと呼ばれている「ローズマリー」にはロスマリン酸というフラボノイドが豊富に含まれていて、そのニックネームの特徴的な成分となっています。ただ、ハーブティーで摂るには少し成分が強いので他のハーブとブレンドして飲んでみることをお薦めします。ハーブオイルやハーブソルト、足浴などに簡単に活用いただけます。
また、抗酸化のお茶というニックネームを持つのが、ルイボスです。ルイボスは南アフリカの喜望峰でしか育たないといわれ、そ紫外線が強い平野で生き抜くために自ら活性酸素を除去するための成分を沢山持っています。他に、タイム・セージなども、抗酸化作用の強いハーブです。積極的に体内に取り込みたいですが、ルイボス以外はこれらのハーブはとても成分が強くティーで飲むなら、薄めにするか、またはルイボスを中心にブレンドされると飲みやすく取り入れやすくなるでしょう。 スパイスを使ってつくるカフェインレスのチャイにも大活躍です。
ミントやレモングラス、ローズマリーなど、庭でハーブを育てている方は、フレッシュティーもお薦めです。ドライハーブよりも水分を含む分、成分は少な目で香りは柔らかくなるため、取り入れやすいですね。ティーだけでなく、料理にもぜひ使って欲しい抗酸化のハーブたちです。
人間は生まれた時から、ケガや病気を治す力「自然治癒力」を持っています。神秘的なものでもなんでもなく、本来生物に備わっている力で、自然治癒力とも呼ばれます。
誰でも、ちょっとした擦り傷や料理の時の火傷など、そのうち治るから放っておいても大丈夫と判断することがあります。それは、自己治癒力のおかげ。病気やケガをしても、元の状態にもどる働きを持っているから病院や薬に頼らなくても「治る」のです。
この自然治癒力を常に高めておくことで、病気になりにくく、ケガが治りやすい状態を保つことができます。
そうです。風邪をひきやすい人と、風邪もひかないという人の差は、この「治癒治癒力」が関係してきます。
人は、体内に入ってきた風邪やウィルスなど、異物から体を守ろうとする防御システムを持っています。これが「免疫」と呼ばれるものですが、免疫はこの自然治癒力の一つで、この免疫力が高い人は、風邪やウィルスが体に入ってきても、早い段階で対処することができ、風邪をひいても症状が軽く済む、回復が早い、といった体の状態を保つことができるわけです。
多くのハーブには、免疫力を上げる作用があるため、自然治癒力を高めて、病気にかかりにくい身体づくりのサポーターになってくれるはずです。
どのハーブにも、育つ環境でぞれぞれ地中から吸い上げるミネラルやビタミンを成分として含有しています。ビタミンCやビタミンB、鉄分やカリウムなどのミネラル、食物繊維など、代謝に関わり健康に役立つ、また美容に有用な栄養素が含まれています。
私たち現代人の食生活に不足しがちな栄養素を、サプリメントに頼らずハーブから摂取することもできるということです。ハーブは人の役に立つ植物を言いますが、その種類には野菜や果物も含まれることから、「旬」のものを取り入れることが大事だと昔から言われていたことを考えると先人の知恵に感動を覚えますね。
また、水分補給のアイテムとしてハーブティーを飲むことにより、ハーブに含まれる栄養素を、カラダに吸収しやすい状態で、素早く取り込むことができるのも、魅力の一つです。ミネラルは私たちの体内で深く「代謝」に関わっているため、不足すると目に見える不調を招いてしまいます。微量ですが意識して摂ることが必要なものです。
いかがでしたか?
食生活が乱れていたり、ストレスを感じる現代を生きる私たちにこそ、ハーブは役に立つ植物です。心身を癒して、健康や美容をサポートする一つのツールとして、うまく日常生活に取り入れながら、健康を維持していきたいですね!
ハーブを有効に摂取できるオススメの方法が、ハーブティー。1日1杯を続けることで、ハーブの力を体内に取り込むことができ、嬉しい作用にも繋がります。
おいしいハーブティーの淹れ方』を動画でご紹介しています。是非参考にしてみてくださいね。
自然の恵みが溢れるハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方には一部使用できない種類もあります。使用する前に、ハーブの勉強をしている方、資格保持者または薬剤師さん、かかりつけの医師にご相談ください。
また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方は、勝手に判断せずに必ず医師にご相談ください。
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24/11/30
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ハーブとは?
ハーブは、ラテン語で「Herba(ヘルバ)」と呼ばれ、草を意味しています。
一般的にハーブとは、生活に役に立つ香りのある植物の総称をいいます。ハーブは体内に取り入れることで、美容に役立ち、心身の健康も維持してくれます。そのハーブについて、海外では薬草として使ってきた歴史が長く、現在も医療の現場で使われています。そのハーブが、日本でもここ数年、とても認知されるようになりました。いったい、どんな作用を持っているのかを解かりやすくお伝えしたいと思います。
ハーブにはどんな力があるの?
ハーブの歴史はとても古く、紀元前にまでさかのぼります。病気やケガを治す薬草として使われることはもちろん、宗教儀式に使われたり、食べ物の保存や料理に使われたり。
人々はその時代時代に合わせ、必要な形で生活の中に取り入れ役立ててきました。
近年、ハーブの持つ成分や効能の研究も進められ、健康維持・促進に繋がる作用や、美容面でも優れた作用を発揮することが多く解明されてきました。
ハーブがもつ植物化学成分が、私たちのカラダにどのように作用していくのか、興味深い所です。
特にコロナ禍となった2020年から、私の所にくる問い合わせの多くは「免疫」「健康」などですが、皆さんが少しずつハーブの可能性に注目し始めているのを感じています。
ハーブの持つ力その1:抗酸化作用
私たちは太陽の光を浴び、呼吸をし、生きるために食事をします。
そんな当たり前の習慣でも、体内では「活性酸素」というものが生まれます。活性酸素は強力な酸化力を持っていて、体の細胞を酸化させ、さびつかせてしまうのです。また酸化は「老化」であり「細胞死」でもあります。
私たちの体内では、生来その活性酸素を除去するシステムを持っていますが、現代では、食品添加物・農薬・ストレス・大気汚染などが影響し、活性酸素が増えすぎてしまい、処理しきれない状況となっています。この活性酸素が原因となり、体内や肌の老化を加速させたり、生活習慣病と呼ばれる重篤な病気を引き起こすとされているので、上手に活性酸素に対応したいですね。
そこで活躍してくれるのが、ハーブというわけです。
活性酸素を無害化する働きを「抗酸化作用」と呼びますが、ハーブには、この抗酸化作用を持った沢山の種類があります。
特に、抗酸化のハーブと呼ばれている「ローズマリー」にはロスマリン酸というフラボノイドが豊富に含まれていて、そのニックネームの特徴的な成分となっています。ただ、ハーブティーで摂るには少し成分が強いので他のハーブとブレンドして飲んでみることをお薦めします。ハーブオイルやハーブソルト、足浴などに簡単に活用いただけます。
また、抗酸化のお茶というニックネームを持つのが、ルイボスです。ルイボスは南アフリカの喜望峰でしか育たないといわれ、そ紫外線が強い平野で生き抜くために自ら活性酸素を除去するための成分を沢山持っています。他に、タイム・セージなども、抗酸化作用の強いハーブです。積極的に体内に取り込みたいですが、ルイボス以外はこれらのハーブはとても成分が強くティーで飲むなら、薄めにするか、またはルイボスを中心にブレンドされると飲みやすく取り入れやすくなるでしょう。
スパイスを使ってつくるカフェインレスのチャイにも大活躍です。
ミントやレモングラス、ローズマリーなど、庭でハーブを育てている方は、フレッシュティーもお薦めです。ドライハーブよりも水分を含む分、成分は少な目で香りは柔らかくなるため、取り入れやすいですね。ティーだけでなく、料理にもぜひ使って欲しい抗酸化のハーブたちです。
ハーブの持つ力その2:自然治癒力を高める
人間は生まれた時から、ケガや病気を治す力「自然治癒力」を持っています。神秘的なものでもなんでもなく、本来生物に備わっている力で、自然治癒力とも呼ばれます。
誰でも、ちょっとした擦り傷や料理の時の火傷など、そのうち治るから放っておいても大丈夫と判断することがあります。それは、自己治癒力のおかげ。病気やケガをしても、元の状態にもどる働きを持っているから病院や薬に頼らなくても「治る」のです。
この自然治癒力を常に高めておくことで、病気になりにくく、ケガが治りやすい状態を保つことができます。
そうです。風邪をひきやすい人と、風邪もひかないという人の差は、この「治癒治癒力」が関係してきます。
人は、体内に入ってきた風邪やウィルスなど、異物から体を守ろうとする防御システムを持っています。これが「免疫」と呼ばれるものですが、免疫はこの自然治癒力の一つで、この免疫力が高い人は、風邪やウィルスが体に入ってきても、早い段階で対処することができ、風邪をひいても症状が軽く済む、回復が早い、といった体の状態を保つことができるわけです。
多くのハーブには、免疫力を上げる作用があるため、自然治癒力を高めて、病気にかかりにくい身体づくりのサポーターになってくれるはずです。
ハーブの持つ力その3:ビタミン・ミネラルの補給
どのハーブにも、育つ環境でぞれぞれ地中から吸い上げるミネラルやビタミンを成分として含有しています。ビタミンCやビタミンB、鉄分やカリウムなどのミネラル、食物繊維など、代謝に関わり健康に役立つ、また美容に有用な栄養素が含まれています。
私たち現代人の食生活に不足しがちな栄養素を、サプリメントに頼らずハーブから摂取することもできるということです。ハーブは人の役に立つ植物を言いますが、その種類には野菜や果物も含まれることから、「旬」のものを取り入れることが大事だと昔から言われていたことを考えると先人の知恵に感動を覚えますね。
また、水分補給のアイテムとしてハーブティーを飲むことにより、ハーブに含まれる栄養素を、カラダに吸収しやすい状態で、素早く取り込むことができるのも、魅力の一つです。ミネラルは私たちの体内で深く「代謝」に関わっているため、不足すると目に見える不調を招いてしまいます。微量ですが意識して摂ることが必要なものです。
いかがでしたか?
食生活が乱れていたり、ストレスを感じる現代を生きる私たちにこそ、ハーブは役に立つ植物です。心身を癒して、健康や美容をサポートする一つのツールとして、うまく日常生活に取り入れながら、健康を維持していきたいですね!
ハーブを有効に摂取できるオススメの方法が、ハーブティー。1日1杯を続けることで、ハーブの力を体内に取り込むことができ、嬉しい作用にも繋がります。
おいしいハーブティーの淹れ方』を動画でご紹介しています。是非参考にしてみてくださいね。
<注意する点>
自然の恵みが溢れるハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方には一部使用できない種類もあります。使用する前に、ハーブの勉強をしている方、資格保持者または薬剤師さん、かかりつけの医師にご相談ください。
また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方は、勝手に判断せずに必ず医師にご相談ください。
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