「ローズマリーを使った和菓子づくりレッスン」開催しました！

「ローズマリーを使った和菓子づくりレッスン」

 

4月の教室リスタート時のお茶会でお出しした「ローズマリー餡の和菓子」

ライフワークの一つにもなっている警固公民館さんでのハーブ講座で皆さんと楽しく作ってきました。

 

 

和菓子のレッスンなんて初めてでしたが、

私のレッスンのポイントは「プロ」仕様ではなく、「誰でも簡単に！」

桜餅を作るときの道成寺粉を使って蒸さずに簡単レシピをつくってみました。

全部で15名の参加者の皆様🥰

 

 

講座で使う資料もローズマリー仕様。

朝一番で摘み取ったローズマリーを添えてお配りしました。

ローズマリーは「若返りのハーブ」というニックネームを持つほど

抗酸化作用が強いハーブです。

 

 

まずは道成寺粉をバタフライピーの抽出液に10分ほど浸します。

桜餅なら赤色１号の化学色素を使うのですが、今回は植物の力を借りました。

ローズマリーの花はブルーなのですが、ローズマリーではこのカラーが再現できないため

比較的色素が安定するバタフライピーを使っています。

味は殆どしないので、ローズマリーの風味を邪魔しません。

 

 

まるで科学実験の様なこの画像。笑

皆さんも驚いていらっしゃいました。

 

 

10分浸したら、レンチンします。

蒸し器を使わなくてもしっかりもちもち感！

ローズマリーのお花の色に仕上がりました。

そして、この作業が一番大変で大事なのですが・・・

画像が手ぶれてしまって済みません。

 

 

ローズマリーを粉末にする作業です。

私も何度となくレシピを完成させるときに、この作業がとても大変でした。

腱鞘炎になりかけて。

・・でも、皆様あっという間に細かい粉末にすることができていて

すごく時間が短縮された感じです！

 

そして、大事な餡づくり。

今回は博多では有名な和菓子店「如水庵（じょすいあん）」の白餡を譲っていただき

それをレッスンに使わせていただきました。

ただでさえ、美味しい餡です。

 

 

そこにローズマリーの粉末とローズマリーとはかなり相性の良いレモンピールを混ぜ込みます。

レモンは無農薬のフレッシュレモンが手に入ったので、皮を薄くむき、細かく刻んで投入です。

 

 

グループは4名ずつの4つに分かれているので

それぞれグループでは2つずつのお餅を丸めていきます。

自分の食べるお餅を丸めて広げ、そこに餡を詰めていきます。

 

が、その前に初夏の和菓子ということで、

涼しさを出したいので「氷餅」を散らすため、削り器で削り作業。

 

 

皆さん、手際が良くて本当うっとりです。

そして、餡を詰めてまるめますよ～。

 

 

ここまで出来たら、あとは飾りに入るのですが、その前にマルベリーのお茶を点てます。

マルベリーは桑茶（クワチャ）のこと。

血糖値を上げにくくする植物化学成分はもちろん飲みなれた日本茶のようなお味が大人気です。

 

 

お茶点てもお上手～。

そして、お餅と一緒に講堂のほうに戻ります。

 

 

氷餅がいい感じでしょう？

 

 

皆さんもそれぞれ自分でお茶を点てて、盛り付けをしたお餅をもって着席。

「お疲れさまでした～。」と言葉をかけさせていただき、

実食タイム～！

 

ローズマリーとレモンの爽やかさを体感していただけたようです。

口々に美味しいと感想をいただきました。

 

今回のレッスンは「ローズマリーと和菓子の組み合わせが想像つかない」と参加した方も多く

納得していただけたみたいで嬉しいです！

 

今回は大学の看護科の学生も実習で参加していたので、いつもとはまた少し違った雰囲気だったかな。

 

お疲れさまでした。(*^-^*)

 

 

 

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