814-0002 福岡市早良区西新
営業時間 / 10:00〜16:00 休講日 / 土・日・祝日
ハーブでのりきる夏!
この夏は本当に暑かったですね。
既に過去形ですが、まだまだ侮れませんので注意は必要です。
夏になるとまるで季語の様に「夏バテ」という単語が行き交います。
特定の症状というより、
「だるい」「食欲がない」「夏なのに冷える」
そういった不調に対して使われる事が多いですね。
『夏バテ』とは、ずばり、自律神経の乱れ!
自律神経とは、呼吸や消化吸収、血液循環、体温、心拍運動などを調整している神経。
自分が意識しなくても、生きる為に勝手に動いてくれている神経運動、になります。
普段あまり意識する事がないですよね。
体のほとんどの器官は、脳にある自律神経の中枢によってコントロールされています。
細かいメカニズムをいえば、人が思考、行動するなどの生命活動を行うと、
自律神経中枢の細胞で活性酸素が発生し、
酸化が起こることで疲労が生じる、ということ。
これが例えば寝不足や不摂生で、回復力が衰えている場合、
神経細胞がサビついて傷ついた状態になるんです。
すると本来の正しい機能(汗をかいて体温を下げるなど)が果たせなくなってしまいます。 これが自律神経失調症です。
夏バテも同じような症状になります。
自律神経に負担がかかりすぎて起こる「夏特有の自律神経失調症」
自律神経の不調が起きやすい女性、更年期の人ほど、夏バテしやすくなるというわけです。
原因は大きく3つ。
体温調節がフル稼働
夏の場合の原因「暑さ」です。暑いと汗をかきます。汗をかくことで暑さで上がった体温を下げる。そうする事で一定の体温を保っているのです。 この働きを担っているのが自律神経になり、熱い夏は、とにかく自律神経が常に働いていなければいけません。
夜も暑く汗をかく状態でいると、眠っているにも関わらず自律神経は一晩中働き続けることになります。
とすると、休むことができずに疲れがたまってしまう悪循環。
寒暖差にカラダが常に対応
2つめの原因は「寒暖差」です。寒暖差は夏の朝晩だけでなく、日中の外気とエアコンを使っている室内との気温差も大きく影響しています。 こうした温度変化にも自律神経は対応しなければならず、回復できないままどんどん疲れが溜まってしまいます。
浴びるだけで活性酸素がどんどん発生!
3つめの源因は「紫外線」です。 1年のうちでも夏は特に紫外線量が多くなる季節。紫外線を浴びると体内で活性酸素が生じ、疲労の大きな原因になります。今年の夏は暑かったですよね。じりじりと焦げるような日光に当たりながら通勤、あるいは買い物にでかける、私の場合はハーブに水やりをするたった5分間の日光浴だけでもぐったりしていました。
もちろん「暑い」からという事もありますが、これは「活性酸素」の発生に大きく関係している事が原因だったんですね。
紫外線は室内にいても、知らず知らずのうちに浴びていることが少なくないので注意が必要です。
「暑さ」も「寒暖差」も「紫外線」も夏のキーワード。なかなか避ける事が難しい。
さらに、夏は長期休暇やイベントなどで活動量が多くなるという事も、自律神経への負担を大きくする原因になっています。
体の疲れを軽減することは、食事の工夫やストレッチなどで多少はできます。 でも、活性酸素が私たちのカラダや自律神経の中枢をサビ(=酸化)させてしまった時、
そのサビを取り除いて回復させることができるのは栄養と運動、そして休養しかありません。
カラダが疲労している時、大量に消耗されているのは「ビタミンC」だったりします。
ビタミンCはとにかく私たちのカラダで起こる「炎症」でも沢山使われるビタミン。
そして細胞を作り替えるときに必要な様々なミネラル成分。
イミダペプチドの様なたんぱく質や代謝を促進するクエン酸やビタミンB群などなど。
栄養学的な視点では、これらの栄養素を含む食品を腹八分(沢山食べても消化に負担がかかります)で、
バランス良く摂取するという事になります。
食欲がどうしても湧かないというときには、
ぜひ、それらの栄養分を手軽に摂取できるハーブティーを
上手にチョイスする事をお薦めします!
あとは、十分(メリハリのある)睡眠をとり、
適度な運動でカラダをリフレッシュさせ安眠に繋げる。
こうして「交感神経」と「副交感神経」のスイッチの切り替えを整える事で
自律神経の乱れも回復する、というメカニズム。
そのいずれも、ハーブティーがサポートアイテムとして
大活躍します。
ここでメディカルハーブ専門の立場から
対応ハーブをいくつかご紹介いたします。
それぞれには、特徴となる植物化学(フィトケミカル)成分が含まれていますが、
今回はハーブ自身にスポットをあてています。
まずは、カラダを温めて血流を促す&副交感神経にスイッチを入れてくれるハーブ。
・甘い香り&テイストのジャーマンカモミール
・スパイシーな刺激のジンジャー
・すっきり爽やかな香りでリフレッシュさせてくれるペパーミントなど
代謝を促進して疲労を回復させる
・クエン酸たっぷりで酸っぱ~いハイビスカス
・ビタミンCとリコピンがたっぷりローズヒップ
・ビタミンB群とミネラル、そしてカフェインが含有されているマテ
リフレッシュして元気にしてくれるハーブ
・香りもテイストも強烈な!ローズマリーなど
※ 高血圧のかたは注意が必要です。
ぜひ、ご自身の健康増進アイテムにハーブティーを活用下さいね。
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25/04/08
25/02/11
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この夏は本当に暑かったですね。
既に過去形ですが、まだまだ侮れませんので注意は必要です。
夏になるとまるで季語の様に「夏バテ」という単語が行き交います。
特定の症状というより、
「だるい」「食欲がない」「夏なのに冷える」
そういった不調に対して使われる事が多いですね。
『夏バテ』とは、ずばり、自律神経の乱れ!
自律神経とは、呼吸や消化吸収、血液循環、体温、心拍運動などを調整している神経。
自分が意識しなくても、生きる為に勝手に動いてくれている神経運動、になります。
普段あまり意識する事がないですよね。
体のほとんどの器官は、脳にある自律神経の中枢によってコントロールされています。
細かいメカニズムをいえば、人が思考、行動するなどの生命活動を行うと、
自律神経中枢の細胞で活性酸素が発生し、
酸化が起こることで疲労が生じる、ということ。
これが例えば寝不足や不摂生で、回復力が衰えている場合、
神経細胞がサビついて傷ついた状態になるんです。
すると本来の正しい機能(汗をかいて体温を下げるなど)が果たせなくなってしまいます。
これが自律神経失調症です。
夏バテも同じような症状になります。
自律神経に負担がかかりすぎて起こる「夏特有の自律神経失調症」
自律神経の不調が起きやすい女性、更年期の人ほど、夏バテしやすくなるというわけです。
原因は大きく3つ。
体温調節がフル稼働
夏の場合の原因「暑さ」です。暑いと汗をかきます。汗をかくことで暑さで上がった体温を下げる。そうする事で一定の体温を保っているのです。
この働きを担っているのが自律神経になり、熱い夏は、とにかく自律神経が常に働いていなければいけません。
夜も暑く汗をかく状態でいると、眠っているにも関わらず自律神経は一晩中働き続けることになります。
とすると、休むことができずに疲れがたまってしまう悪循環。
寒暖差にカラダが常に対応
2つめの原因は「寒暖差」です。寒暖差は夏の朝晩だけでなく、日中の外気とエアコンを使っている室内との気温差も大きく影響しています。
こうした温度変化にも自律神経は対応しなければならず、回復できないままどんどん疲れが溜まってしまいます。
浴びるだけで活性酸素がどんどん発生!
3つめの源因は「紫外線」です。
1年のうちでも夏は特に紫外線量が多くなる季節。紫外線を浴びると体内で活性酸素が生じ、疲労の大きな原因になります。今年の夏は暑かったですよね。じりじりと焦げるような日光に当たりながら通勤、あるいは買い物にでかける、私の場合はハーブに水やりをするたった5分間の日光浴だけでもぐったりしていました。
もちろん「暑い」からという事もありますが、これは「活性酸素」の発生に大きく関係している事が原因だったんですね。
紫外線は室内にいても、知らず知らずのうちに浴びていることが少なくないので注意が必要です。
「暑さ」も「寒暖差」も「紫外線」も夏のキーワード。なかなか避ける事が難しい。
さらに、夏は長期休暇やイベントなどで活動量が多くなるという事も、自律神経への負担を大きくする原因になっています。
とにかく栄養をとって休養する!
体の疲れを軽減することは、食事の工夫やストレッチなどで多少はできます。
でも、活性酸素が私たちのカラダや自律神経の中枢をサビ(=酸化)させてしまった時、
そのサビを取り除いて回復させることができるのは栄養と運動、そして休養しかありません。
カラダが疲労している時、大量に消耗されているのは「ビタミンC」だったりします。
ビタミンCはとにかく私たちのカラダで起こる「炎症」でも沢山使われるビタミン。
そして細胞を作り替えるときに必要な様々なミネラル成分。
イミダペプチドの様なたんぱく質や代謝を促進するクエン酸やビタミンB群などなど。
栄養学的な視点では、これらの栄養素を含む食品を腹八分(沢山食べても消化に負担がかかります)で、
バランス良く摂取するという事になります。
食欲がどうしても湧かないというときには、
ぜひ、それらの栄養分を手軽に摂取できるハーブティーを
上手にチョイスする事をお薦めします!
あとは、十分(メリハリのある)睡眠をとり、
適度な運動でカラダをリフレッシュさせ安眠に繋げる。
こうして「交感神経」と「副交感神経」のスイッチの切り替えを整える事で
自律神経の乱れも回復する、というメカニズム。
そのいずれも、ハーブティーがサポートアイテムとして
大活躍します。
ここでメディカルハーブ専門の立場から
対応ハーブをいくつかご紹介いたします。
それぞれには、特徴となる植物化学(フィトケミカル)成分が含まれていますが、
今回はハーブ自身にスポットをあてています。
まずは、カラダを温めて血流を促す&副交感神経にスイッチを入れてくれるハーブ。
・甘い香り&テイストのジャーマンカモミール
・スパイシーな刺激のジンジャー
・すっきり爽やかな香りでリフレッシュさせてくれるペパーミントなど
代謝を促進して疲労を回復させる
・クエン酸たっぷりで酸っぱ~いハイビスカス
・ビタミンCとリコピンがたっぷりローズヒップ
・ビタミンB群とミネラル、そしてカフェインが含有されているマテ
リフレッシュして元気にしてくれるハーブ
・香りもテイストも強烈な!ローズマリーなど
※ 高血圧のかたは注意が必要です。
ぜひ、ご自身の健康増進アイテムにハーブティーを活用下さいね。
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